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ウォーターサーバーで飲む水は本当に安全か、詳しく知りたい方は多いのではないでしょうか。
東日本大震災以降は「水に放射性物質などは含まれていないか?」など水質に関する不安を口にする方も増えたように感じます。
水は毎日飲むものなので、人間の体にとって欠かせない存在です。
ウォーターサーバーの水は基準をクリアした水質や衛生的であることを知れば、毎日安心して飲むことができるでしょう。
この記事では、ウォーターサーバーの安全性や水に含まれる可能性がある放射性物質について分かりやすく解説します。
安心できるウォーターサーバーの選び方も紹介しているので、ウォーターサーバーを取り入れるか検討中の方は是非ご参考ください。
ウォーターサーバーの水は規格をクリアしているから安心!
ウォーターサーバーの水は、厚生労働省「食品、添加物等の規格基準」の「清涼飲料水」という区分に入ります。
水の成分やボトルは密閉されているかなどの基準があり、安全性をクリアしたものしか販売されていないので安心です。
成分が基準をクリアしていても、「どこ」で「どのように採取」した水なのかも知りたいと考える方もいるでしょう。
ウォーターサーバーの水は「天然水」と「RO水」の2種類があるので、採水方法や安全性を紹介します。
天然水の安全性
天然水は原水の成分や処理方法によってさらに3種類の品名に分けることができます。
品名 | 原水 | 処理方法 |
---|---|---|
ナチュラルウォーター | 特定の水源から採水された地下水(鉱泉水、鉱水など) | 沈殿、ろ過、加熱殺菌など(科学的処理を行わない) |
ナチュラルミネラルウォーター |
|
沈殿、ろ過、加熱殺菌など(科学的処理を行わない) |
ミネラルウォーター |
|
沈殿、ろ過、加熱殺菌、原水のブレンド、ミネラル成分の調整、オゾン殺菌、紫外線殺菌、ばっ気(水に空気を送り込んで溶け込ませること)など |
どの種類の天然水も、地表近くではなく地下深くにある水脈から汲み上げています。
天然水は雨や雪として降った水が、長い年月をかけ幾重もの岩盤層で自然ろ過され作られます。
地下深くの水脈は、地表の川などの水源とは混ざらないので、地上の変化に左右されず自然に守られたお水です。
東日本大震災後、富士山などの採水地では土壌汚染が心配されましたが、放射性物質であるヨウ素やセシウムは土壌表面層に留まり、地下深くまで浸透しない性質を持っています。
富士山の天然水に放射性物質が含まれていたという事実はありませんので安心してご飲用ください。
RO水の安全性
RO水は、水道水、蒸留水、河川の表流水などの飲用に適している水が水源です。
RO(逆浸透膜)フィルターという0.0001ミクロンの超微細な孔に圧力をかけてろ過し、ミネラル成分などもほぼ取り除いたお水です。
ROフィルターは、ダイオキシンや環境ホルモン・塩素・最近・トリハロメタンなどの不純物を99.9%取り除けると言われています。
放射性物質のセシウムやヨウ素の直径は0.0005〜0.001ミクロンなので、ROフィルターを使うことで放射性物質さえもろ過することができます。
RO水も放射性物質を含むことはなく、安心して飲める水と言えます。
ウォーターサーバーの構造や衛生面の安全性
ウォーターサーバーは水が安全でも、サーバー本体の衛生面が気になるという方もいます。
サーバー内部は、外見からは確認しづらいので不安になるかもしれません。
ウォーターサーバー本体の安全面と対策について解説します。
サーバーはカビや雑菌が増殖しない?
カビや雑菌が増える可能性がある場所は、水と空気が触れている部分です。
開封前の水ボトルに雑菌はいませんが、空気中には細菌やウイルスなどが浮遊しています。
浮遊している菌が水に触れることで、カビや雑菌が繁殖する原因となります。
ウォーターサーバーの水が空気と触れる場所は「サーバーと水ボトルの接続部分」「給水口」「水受け皿」です。
この3ヵ所を清潔に保てばカビや雑菌の繁殖を抑えられます。
≪カビや雑菌を抑える対策≫
- 水ボトル交換時に接続部分を拭いて、水分が残らないようにする。
- 給水口をブラシやアルコールを染み込ませた布で拭く。
- 水受け皿を取り外して洗う。
サーバー内部は洗えないけど大丈夫?
ウォーターサーバー内部は気軽に洗えないので、最近のサーバーは日常的に清潔を保つ機能がついているものも多いです。
例えば、UVランプで殺菌した空気しか内部に取り込まない機能や、定期的にサーバー内部に温水を流し菌の繁殖を抑える温水循環型のクリーン機能などです。
サーバーの種類によっては日常的なクリーニングの他に、定期的に業者のメンテナンスを行ってサーバー内部の衛生を保つ必要がある機種もあります。
≪サーバー内部の衛生面ポイント≫
- クリーン機能で内部の衛生を保てるサーバーを選ぶ。
- 定期的な内部メンテナンスを行う。
熱湯でやけどしない?
ウォーターサーバーは80℃~90℃の温水が出ます。
子どもやペットがいたずらで触ってしまうと、給水口から温水が出てやけどする可能性があります。
サーバーを子どもやペットが届かない位置に設置して、いたずらを予防するのも有効ですが、給水コックを触らないように日頃から気を付けなければいけません。
≪サーバーのやけど対策≫
- チャイルドロック機能がついたサーバーを選ぶ。
- チャイルドロックは2段階の工程を行わないと水が出ないのでいたずら防止に役立ちます。
ウォーターサーバー本体は転倒しない?
ウォーターサーバー本体の重さは15~20kg程度が一般的です。
さらに水ボトルは12kgなので、ウォーターサーバーの総重量は27~32kgの重さになります。
ウォーターサーバーは重さがあるので、日常使いでは倒れにくいですが、地震やぶつかった時に倒れる可能性はあります。
また、水ボトルが上にある場合は重心が上になるので、水ボトルが下にある場合と比べると本体が不安定になりがちです。
≪サーバー本体の転倒対策≫
- 本体をワイヤーなどで固定する。
- 耐震マットを敷く。
- 水ボトルが足元のサーバーを選ぶ。
サーバーの重心が下になるので、倒れにくくなります。
ウォーターサーバーを選ぶ際の安全ポイント
ウォーターサーバーは手軽に冷水・温水が飲めて便利です。
安全面に注目してサーバーを選ぶ場合は、いくつかポイントがあるのでご紹介します。
定期的な放射能検査を実施
信頼できるウォーターサーバー業者は、定期的に採水地毎の放射能検査をしています。
放射能の性質上、天然水の水源に放射性物質が混入する可能性は限りなくゼロに近いですが、不測の事態を未然に防止し消費者が安心して飲めるように水が安全かどうかを調べています。
ウォーターサーバー業者の公式サイトに「定期的な検査」「過去の放射能検査データ」「採水地ごとの放射能検査」などが公表されていないか確認してみましょう。
定期的な有機フッ素化合物「PFAS(PFOS/PFOA)」検査を実施
全国各地の水道水や地下水で検出され、行政による規制強化され始めた物質の有機フッ素化合物「PFAS」。
ウォーターサーバー業者においても、ピーファスの検査結果を公表されているメーカーが増えているため確認してみましょう。
水ボトルはワンウェイボトル
水ボトルは回収して再利用する「リターナルボトル(ガロンボトル)」と、飲み終わったら捨てる「ワンウェイボトル」があります。
リサイクルボトルが気になる方は毎回新品の「ワンウェイボトル」の方が安心して飲めるでしょう。
ワンウェイボトルは水が減った分、ボトルが潰れて空気が入らない仕組みになっているので、空気中の菌が気になる方も安心して飲めます。
飲み終わったボトルは、自治体のごみ分別ルールに従い、資源ごみとして捨ててください。
転倒対策やチャイルドロックの有無
日本は地震が多いので、ウォーターサーバーが揺れても倒れない対策をしておくと安心です。
ウォーターサーバーの背面には転倒防止ワイヤーが付いており、壁に固定できるモデルもあります。
賃貸の場合などは、転倒防止マットを下に敷くのも有効です。
また、子どもやペットがいる家庭では、いたずらで給水コックから水や温水を出す恐れがあるので、チャイルドロック機能があると安心です。
定期的なメンテナンス
ウォーターサーバーには内部を清潔に保つための機能を搭載している機種もありますが、年単位で長く使っていると汚れや汚染が心配になることもあるでしょう。
メンテナンス方法はウォーターサーバーの業者によって様々です。
1年に1度専門業者による内部清掃や、サーバー本体を取り替える方法もあります。
サーバーの清潔をなるべく保ちたい方は、サーバー内部の「クリーン機能」と年単位での「本体メンテナンス」ができるサーバーがおすすめです。
オーケンウォーターが行う独自の水質検査
東日本大震災以降、放射能による大気汚染や放射性物質の報道に国民が不安になり関心が向くようになりました。
オーケンウォーターでは、安全で安心なウォーターサーバーを利用していただくために、2ヶ月に1度、第三者専門機関に委託して採水地ごとの放射能検査及びPFAS検査を実施しています。
オーケンウォーターの放射能検査項目
オーケンウォーターでは、京都の「京都丹波の銘水」静岡の「富士山の銘水」大分の「大分天領の銘水」の原水3ヵ所で放射能検査を行っています。
名称 | 特徴 |
---|---|
放射性ヨウ素 (ヨウ素131) |
人間の体内に入ってもほとんど排出されますが、一部が甲状腺に蓄積しやすい性質があります。子どもの甲状腺がんの原因になる恐れがあると言われています。 |
放射性セシウム (セシウム134) (セシウム137) |
原発事故で人体への影響が最も懸念されたのが「セシウム134」と「セシウム137」です。 体内に取り込まれやすく、がんや遺伝障害の原因になると言われています。 |
参照:国立環境研究所【放射性物質・放射能・放射線、放射性セシウムについて】
放射性物質が体内に蓄積するとどうなる?
体調不良や免疫力の低下、甲状腺の病気やがんになるリスクが上がると言われています。
特に体が小さい子どもは、大人と比較して甲状腺や皮膚のがんリスクが高くなることが分かっています。
オーケンウォーターの水から放射性物質は検出されていない
オーケンウォーターの天然水は2ヶ月に1度、第三者専門機関に委託して放射能検査を実施していますが、過去1度も放射性物質を確認したことはありません。
検査結果は最新のデータを「【オーケンウォーター】天然水の放射能検査結果」に掲載しています。
オーケンウォーターの天然水は定期的な放射能検査を行い安全を確認したお水ですので、子どもから大人まで安心してご飲用ください。
オーケンウォーターの有機フッ素化合物「PFAS(PFOS/PFOA)」検査項目
オーケンウォーターでは、京都の「京都丹波の銘水」静岡の「富士山の銘水」大分の「大分天領の銘水」の原水3ヵ所で有機フッ素化合物「PFAS(PFOS/PFOA)」検査を行っています。
PFAS(ピーファス)とは
有機フッ素化合物のうち、PFOSやPFOAを含む、ペルフルオロアルキル化合物とポリフルオロアルキル化合物を総称して、PFAS(ピーファス)と呼ばれています。
オーケンウォーターの天然水は2ヶ月に1度、第三者専門機関に委託してPFAS(ピーファス)検査を実施していますが、過去1度もPFAS(ピーファス)を確認したことはありません。
検査結果は最新のデータを「【オーケンウォーター】PFASの検査結果」に掲載しています。
オーケンウォーターの次世代型ウォーターサーバー
オーケンウォーターの次世代型ウォーターサーバー『スマートプラス』には、ずっと衛生的に飲むための5つの特徴があります。
- 空気の入らない密閉型ワンウェイボトル
- 毎日汲みたて天然水の産地直送システム
- クリーンエア機能
- クリーンサイクル機能
- ウォーターサーバーの交換サービス
ウォーターサーバーの安全性や衛生面に配慮した内容を詳しくご紹介します。
1.空気の入らない密閉型ワンウェイボトル
オーケンウォーターの水ボトルは、使うたびにボトルが圧縮されて小さくなる密閉型ワンウェイボトルです。
他社のリターナルボトルのように、お部屋の空気がボコボコとボトル内に入らないため衛生的で、最後の一滴まで鮮度を保って美味しく飲むことができます。
飲み終えたボトルは、コンパクトに折りたたんで資源ごみに出せるため、衛生面と環境面に配慮したボトルといえます。
最近では、他社のウォーターサーバーの水ボトル原料に環境ホルモンである「ビスフェノールA」が含まれていることが判明した為、ボトルの原料にも注意が必要です。
オーケンウォーターの水ボトルには、ビスフェノールAは含まれていませんのでご安心ください。
2.毎日汲みたて天然水の産地直送システム
オーケンウォーターでは、徹底した品質管理のもと、地下数百メートルの水脈から天然水を汲み上げています。
汲み上げた天然水はその日にボトリングし、48時間以内に採水地からお客様の元へ直送する「産地直送システム」を採用しています。
最寄りの採水地から、お届け先に最も近い産地の天然水は送料無料でお届けしています。
ご希望があれば、最寄り以外の天然水もお届けが可能です。(追加料金が必要です)
3.クリーンエア機能
オーケンウォーターの次世代型ウォーターサーバー『スマートプラス』は、タンク内に入る外気を活性炭フィルターでろ過し、無菌エアーのみを取り込みます。
これは特許を取得した技術で、サーバー内に入る外気の菌を減らし、内部を衛生的に保つサポートをします。
4.クリーンサイクル機能
オーケンウォーターの『スマートプラス』は、サーバー内部の清潔を保つ「クリーンサイクル機能」を搭載しています。
手が届きにくいウォーターサーバー内部を、自動的に熱水を循環させて殺菌し、クリーンな状態を保つ効果があります。
サーバー内を定期的に熱水消毒するので、水あかやぬめりが発生しません。
5.ウォーターサーバーの交換サービス
次世代型ウォーターサーバー『スマートプラス』には内部を衛生的に保つ機能が備わっていますが、長期間使っていると汚れが気になり交換したくなることもあると思います。
オーケンウォーターでは1年に1回、サーバーを無料で交換できるサービスを行っています。
※無料交換サービスは安心サポート(月額330円(税込))加入時です。
規定利用期間満了後に交換する場合は、安心サポートに入っていなくても交換手数料はかからず、無料で交換できます。
規定利用期間満了前は1回5,500円(税込)で交換が可能です。
交換サービスでは使用していた機種だけでなく、カラーやサイズの変更もできるので「部屋のインテリアにあわない」「サイズ感が思っていた感じと違った」などの理由でもお気軽にご利用ください。
まとめ
ウォーターサーバーは基準をクリアしたお水しか取り扱っていないので、天然水・RO水ともに水の安全性は高いといえます。
お水の放射能検査はウォーターサーバーのサイトでも結果を公表していることが多いので、気になる方は確認してみましょう。
ウォーターサーバー本体の衛生面や安全性は、サーバーの機種によって異なります。
サーバーの安全性を考えると、日頃から自動で内部をクリーンに保ってくれる機種や転倒防止・チャイルドロック機能を搭載している機種がおすすめです。
オーケンウォーターなら、定期的な放射能検査の公表はもちろん、内部のクリーン機能やチャイルドロック機能を搭載したウォーターサーバー『スマートプラス』があります。
毎日美味しく、安全で衛生的なウォーターサーバーを求める方は、オーケンウォーターのウォーターサーバーを取り入れてみてはいかがでしょうか。