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天然水にはさまざまな産地を原水とするものがありますが、アルカリ天然水というものはご存じでしょうか。
現代人の疲れた体を癒す効果があるお水として、人気が上がってきています。
アルカリ天然水にはどのような効果や効能があるのか、またどのような点に注目して選べば良いのか、詳しく解説していきます。
アルカリ性の天然水とは?
アルカリ天然水とは、自然の水源から採取されたアルカリ性のお水のことです。
お水はpH(水素イオン指数)によって、酸性、中性、アルカリ性の3種類に分類されます。pH7が中性、pH7以下が酸性、pH7以上がアルカリ性です。pH値が小さいほど酸性に傾き、pH値が大きくなるほどアルカリ性に傾きます。
天然水は採取するまでに含まれた成分によってpHの値が変化するため、すべてが同じというわけではありません。アルカリ天然水は数ある水源の中でも、特にpH7以上のアルカリ性を示す水源から採取されたお水となります。
なお、一般的な水道水は、水道法の規定に基づき、pH5.8以上8.6以下に保つことが定められています。
ミネラルが豊富に含まれている
天然水には、水源から採取された水に元々含まれているカルシウム、マグネシウム、カリウム、ナトリウムなどのミネラルが豊富に含まれています。カルシウムは骨や歯の形成に不可欠であり、マグネシウムはエネルギー代謝や神経伝達に関与しています。そして、カリウムとナトリウムは身体の水分バランスを維持するのに欠かせない栄養素です。
このように、アルカリ天然水に含まれるミネラルには、健康に欠かせない働きがあるため、毎日の水分補給にアルカリ天然水を選ぶことは健康維持に役立ちます。
アルカリイオン水とアルカリ天然水の違い
アルカリイオン水とアルカリ天然水は、どちらもアルカリ性の飲料水ですが、その生成方法には大きな違いがあります。
アルカリイオン水は、水道水などを浄化した後、電解処理(電気分解)によって人工的にアルカリ性に調節された飲料水です。pH値は一般的に約9~10pHとなります。電解処理をする際にミネラル分を添加することがありますが、あくまでも電解処理のためであり、天然のミネラルバランスとは異なります。
一方、アルカリ天然水は、自然の水源から採取された水を殺菌処理した飲料水です。pH値は調整されておらず、アルカリイオン水と比べるとpH値は中性に低い傾向にあります。沈殿・ろ過・加熱殺菌以外の処理を行わないため、天然のミネラルバランスが保たれているのが特徴です。
このように、アルカリイオン水とアルカリ天然水は、生成方法の違いによって、pH値やミネラル含有量に違いがあります。
アルカリ性の天然水のメリット
アルカリ天然水を飲むことで、主に3つのメリットが期待されています。
これら3つの効果は特に女性から人気があり、支持されています。
どうしてこのような効果が期待できるのでしょうか。
詳しくみていきます。
腸内環境を整える
アルカリ天然水の効果として、胃酸を弱める働きがあります。
pH1~2という強酸性である胃酸は、胃粘膜が弱っている場合には胸やけなどの原因になります。
そんなときに弱アルカリ性の天然水を摂取することによって、胃の働きを弱める効果が期待できます。
消臭効果がある
口臭の原因となる口腔内が酸性に傾いている時には、アルカリ天然水は口腔内のpHバランスを整え、消臭効果が期待できます。
アルカリ天然水は、口腔内の酸性を中和し、pHバランスを整える効果があるため、口臭の改善が期待できます。
美肌効果に貢献する
アルカリ天然水はアルカリ性だという特徴だけではありません。
天然水が持つ天然のミネラル成分が配合されています。
マグネシウムやカリウムといった普段不足になりがちな成分から、シリカや有機ゲルマニウムといった今大注目の成分も含まれています。
ミネラル成分がバランスよく含まれているアルカリ天然水を飲むことで、肌の健康を内側から支えることができます。健康的な肌は、外側からのケアだけでなく、内側からの栄養供給も重要です。アルカリ天然水は、肌に必要な栄養素を摂取できる飲料水として、美肌効果に貢献してくれるでしょう。
アルカリ性の天然水のデメリット
さまざまな成分が期待できるアルカリ天然水ですが、慎重に飲む必要がある一面もあります。
下記の3つの点を確認していきましょう。
- 消化不良を引き起こす原因にも
- 大量摂取による水中毒の原因にも
消化不良を引き起こす原因にも
先述した通り、アルカリ天然水には胃酸の働きを弱め、胃を休める効果があるため、消化不良の改善にも役立ちます。
しかしこれは胃酸そのものの働きを奪ってしまうことがあるため、食べたものが上手く消化されず消化不良に陥る可能性があります。
食べ物が十分に消化されない場合、下痢を引き起こすことがあります。
特に引き起こしやすいのはpH9~10程度のアルカリ飲用水をたくさん飲んだ場合です。
アルカリ性が強めの水は、食事中に飲む時には注意しましょう。
大量摂取による水中毒の原因にも
水中毒とは大量に水を摂取することにより、血中の成分が希釈され低ナトリウム血症を引き起こした状態を指します。
最近はさまざまな種類のお水が販売されており、さまざまな効能を謳っています。
そのため水を過剰に摂取してしまう人も多く、水中毒が発生する原因となります。
しかし水中毒は1日10L以上の水分を摂取するような飲み方をした際に起こります。
これはアルカリ天然水に限った話ではないので、適度な摂取量を守って飲用しましょう。
\お水は一日に何リットル飲めばいいの?/
オーケンウォーターおすすめのアルカリ性の天然水
アルカリ天然水は、健康を意識する上で日常に取り入れたい水であることが分かりました。
しかし、pH値が高すぎて胃腸に負担がかかり、体調を崩してしまうかもと心配する方もいるでしょう。
そんな方におすすめしたいのが「大分日田天領の銘水」です。
大分日田天領の銘水とは?
「大分日田天領の銘水」は、大分県を代表する高品質な天然水の一つです。弱アルカリ性の性質を持つ今人気の国産天然水であり、国土交通省の「水の郷百選」にも認定されています。沈殿・ろ過・加熱殺菌のみを行っているため、味が良く飲みやすいことが特徴です。
pH値は7.7とアルカリイオン水よりも弱アルカリ性となっているため、身体への影響も少なく、アルカリ性の飲用水を初めて試す方にも導入しやすいと言えます。
また、カリウムやマグネシウム、カルシウムなど、日常的に不足しがちな栄養素となるミネラル成分が豊富に含まれています。現代人が日々抱えるストレスや、脂っこい食事などで腸内環境が崩れがちな方にとって、「大分日田天領の銘水」は強い味方となってくれるでしょう。
大分日田天領の銘水に含まれるミネラル成分とその働き
大分日田天領の銘水はアルカリ性という以外にも、「有機ゲルマニウム」「マグネシウム」「ナトリウム」「カルシウム」「カリウム」といったミネラルが含まれています。
天然水を飲むことで過剰摂取の状態になってしまうのではないかと不安になる方もいるかと思います。しかし天然水に含まれるミネラル成分は1日の推奨摂取量の数%程度であるため、過剰摂取の心配はありません。むしろ、1日に必要なミネラル成分を優しくサポートしてくれます。
特に「有機ゲルマニウム」は天然水の中でも珍しい成分となっているので要チェックです。
有機ゲルマニウム
有機ゲルマニウムは数年に1度のサイクルで全く新しい骨が作り出される骨代謝に関わるミネラル成分の1つです。
乱れた骨代謝ホルモンを活性化させ、調節する役割があります。
食べ物では、にしん・ししゃも・ひじきなどに多く含まれています。
大分日田天領の天然水は「弱アルカリ性」「有機ゲルマニウム」といった珍しい成分が配合されているので、毎日の飲用水選びの際にも要チェックです。
アルカリ天然水を摂取する上で注意したいこと
アルカリ天然水は自然に近い形態の飲用水ですが、下記の項目に該当する方は注意が必要です。
胃腸が弱っている人は注意が必要
アルカリ天然水は胃酸を中和する作用があるため、お腹の調子が極端に悪い方などの場合は飲用を控えましょう。腸内環境は非常に繊細なので、腹痛などが生じている場合は体の免疫機能が落ちています。その際には、ゆっくり胃や腸を休めて回復させましょう。
薬を飲む際には水道水を
薬を毎日飲んでいる方も多いと思いますが、薬品を摂取する際にはアルカリ天然水は控えましょう。特に「抗生物質」「強心薬(昇圧剤)」「ビタミンDを含む薬」などは影響が出やすいと言われています。
赤ちゃんのミルクづくりも控えよう
小さな赤ちゃんのミルク作りにもアルカリ天然水は不向きです。
赤ちゃんは体が小さく、さまざまな影響を受けやすいため、消化不良などの健康被害を引き起こすリスクがあるためです。赤ちゃんのミルク作りの際には、「純水」と呼ばれるお水がおすすめです。
オーケンウォーターでは赤ちゃんのミルク作りにも使うことができる「RO膜浸透水」を利用できるプランもございます。
天然水と併せてお得に利用できるので、詳しくはこちらからご確認下さい。
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アルカリ天然水とイオン水どちらを選ぶべき?
アルカリ天然水とアルカリイオン水ではどちらのものを選んだ方が良いのでしょうか。
どちらもメリット・デメリットがありますが、水をより自然に楽しみたいという方はアルカリ天然水を選ぶことをおすすめします。
アルカリ天然水が良い理由① 自然由来だから
アルカリ天然水を選んだ方が良い理由の1つとして、自然由来のものだからという点が挙げられます。
アルカリ天然水はアルカリ性のpH値を持ちますが、自然の中で作られた天然の飲用水です。アルカリ天然水をなるべく加工せずに取り入れたいと思っている方も安心して飲用できるでしょう。
アルカリ天然水が良い理由② 天然水特有のうまみを持つ
天然水由来の飲用水は、日本人が慣れ親しんだ軟水で構成されています。
そのため柔らかい口当たりで、アルカリ飲用水といっても常飲しやすい味が魅力です。
天然水の特徴である有機ゲルマニウムやマグネシウム、カリウム、カルシウムといったミネラル成分も配合されています。
アルカリ天然水が良い理由③ 弱アルカリ性
アルカリ飲用水を試したい方にとって、いきなり強いアルカリイオン水を試すことに抵抗がある方も多いのではないでしょうか。
オーケンウォーターの大分日田天領の銘水は、お腹の調子が心配な方でも安心のpH7.7の弱アルカリ性です。
一般的な水道水はpH5.8以上8.6以下となっているため、毎日常飲しても安心です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
アルカリ飲用水には人工的に抽出した「アルカリイオン水」と自然から採水される「アルカリ天然水」があるということが分かりました。
アルカリ飲用水には胃腸の状態を整える作用や、消臭、美肌効果が期待できます。
しかしアルカリイオン水の中にはpH9〜10のpH値を含むものもあるので、飲用の際には注意が必要です。
オーケンウォーターでは弱アルカリ性で優しい飲み心地の大分日田天領の銘水を試すことができます。
全国各地に配送可能なので、大分日田天領の銘水をご希望の方は、オーケンウォーターまでお気軽にお申し付けください。