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寝る前にお水を飲むことは、睡眠の質を高める効果や、就寝中に起こる様々な病気のリスクを防ぐ上でとても大切です。
だからといって、一度に大量の水を飲むことは逆効果でお勧めしません。
そこでこの記事では、寝る前にお水を飲むメリットだけでなく、正しいお水の飲み方や量、飲んではいけない飲み物について解説します。
健康的な生活は、日々の水分摂取が大切です。
寝る前にお水を飲む習慣のメリットについて知りたい方は、是非最後まで読んでください。
寝る前にお水は飲んだ方が良い?
なぜ就寝前にお水を飲むことは大切だと言われるのでしょうか?
ここでは寝る前にお水を飲むことが身体にいいと言われる3つの理由について解説していきます。
睡眠の質を高める効果がある
睡眠の質を高めるには、適切な水分補給が大切です。
なぜなら適切な水分摂取ができていなければ、深い睡眠であるノンレム睡眠に入るための体温調整ができないからです。
睡眠には、浅い眠りであるレム睡眠と、深い眠りであるノンレム睡眠の2種類があり、このノンレム睡眠とレム睡眠を約90分周期で変動し、脳や肉体の疲労回復をしています。
この深い眠りである「ノンレム睡眠」に入るためには、メラトニンというホルモンの分泌が欠かせません。
メラトニンの分泌は、深部体温が下がる時にもっとも多く分泌されることが分かっておりますが、就寝前の水分補給が適切でなければ発汗による体温調整をすることができないため、就寝前の水分補給がとても重要です。
就寝前に水分補給をして、睡眠の質を高めましょう。
就寝中は想像以上に汗をかくため
就寝中に汗をかくことはあまり知られていませんが、一般的に就寝中にコップ1杯分の汗をかいていると言われています。
ただし、季節や環境によっては、500ml~1000ml程度の汗をかいているケースもあります。
1000mlというと体重の1~2%の水分量に該当しています。
もし水分補給が適切でなければ、軽い脱水症だけでなく熱中症になるリスクが高まる可能性もあります。
就寝中は想像以上に汗をかくことを念頭において、就寝前の水分補給をしましょう。
就寝中は血液がドロドロになりやすい為
体内の水分が少なくなると、血中の糖類やタンパク質などの濃度が高くなることで血液がドロドロになりやすいと言われています。
もし血液がどろどろになれば、血液が詰まりやすいばかりでなく、脳梗塞や心筋梗塞などのリスクが高まるため注意が必要です。
このように就寝中に起こりやすいリスクを軽減するためにも、就寝前の水分補給はとても大切です。
寝る前にお水を飲むメリット
寝る前にお水を飲むことで、以下の3つのメリットがあります。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
心筋梗塞や脳梗塞になるリスクを減らすことができる
私たちは、就寝中には500ml~1000ml程度の汗をかくことが知られています。
就寝前の水分量が適切でなければ、就寝中の血中水分量が少なくなり、血液が濃くなって液心筋梗塞や脳梗塞などのリスクが高まります。
就寝前に水分補給をすれば、血中の水分量が増え血液の濃度が適切に保てるため、心筋梗塞や脳梗塞等のリスクを減らすことに繋がります。
<参照:“相対的赤血球増多症”・・・水分補給で防ぐ健康トラブル!>
肌のうるおいをキープできる
日々の水分補給が適切であれば、肌の深部での保水力は高まります。
就寝中は、発汗などで脱水症状になりやすく、肌の深部にある真皮層の保水力が保たれず水分不足になりがちです。
特に水分不足が慢性化すると、くすみやしわ、うるおい不足に繋がります。
就寝前の水分摂取を習慣化して、肌のうるおいをキープしましょう。
日中の集中力を高めて仕事や勉強がはかどる
就寝前の水分補給が行われていない場合、慢性的な脱水状態に陥る可能性があります。
水分摂取量が足りない状態が続けば、美容や健康だけでなく集中力の低下にもつながります。
以下に主な脱水症状を紹介します。
- ボーっとする
- 日中に眠たくなる
- 頭痛がする
慢性的に上記の症状が該当する場合や集中力が続かないと思った場合には、寝る前だけでなく定期的な水分補給を意識してみましょう。
寝るどれくらい前にお水を飲んだ方がいいの?
寝る前に水分補給することは、深い睡眠をするうえでとても重要ですが、いつ水分を補給するのが効果的なのか詳しく解説していきます。
寝る前の水分摂取は寝る10~30分前がおすすめ
水分補給は、寝る10~30分前がおすすめです。
ただし、夜中のトイレが気になる方は寝る直前でなくても、寝る1時間くらい前に飲んでも問題ありません。
就寝前のお水摂取量の目安は?
水分補給は、基本的にはこまめに摂取することが基本です。
一度に大量に飲むよりも、コップ1杯(150ml~250ml)の水を定期的に飲む方が身体の負担が少なくなります。
一度に大量の水を飲めば、水分補給のメリットよりもデメリットの方が大きくなります。
特に、尿の処理能力低下を引き起こし、水中毒(低ナトリウム血症)という症状を引き起こすことが知られています。
水中毒には、下記のような症状があります。
- 頭痛
- 嘔吐
- 失禁
- 意識混濁
重症の場合は、生命の危機にもつながる危険な症状となります。
年齢や体格で個人差はありますが、一般的には、1度に1L以上飲むなど無理な飲み方は控えましょう。
<参照:多飲症、水中毒とは何ですか?>
お酒を飲んだ後はお水を飲んでから寝る方がいい?
お酒を飲んだ後に水を飲むことは、脱水症状を緩和させる効果があるのでオススメです。
ただし、アルコールの分解効果はほとんど期待できず、血中のアルコール濃度を薄める程度です。
参照:健康・栄養フォーラム
飲酒したまま就寝した場合、発汗等で体内水分量が少なくなり脱水症状になる可能性があります。
また脱水症状になることで、血中アルコール濃度が高くなるため、二日酔いなど体調悪化に繋がるため、お酒を飲んだ後はお水を飲んでから寝るようにしましょう。
オーケンウォーターのスタッフはお水を飲んでいますか?
オーケンウォーターでは、事務所や休憩室にウォーターサーバーを設置しているので、スタッフがそれぞれ自分の好きなタイミングでお水を飲んでいます。
また就寝前にお水を飲むかどうかアンケートをとった結果、すべてのスタッフがお水を飲んでいると回答しました。
オーケンウォーターでは、定期的に社内研修を通してお水の知識を学びます。
水分補給がどれほど美容や健康に効果があるのか学ぶことで、水を飲む習慣が自然と生活に取り入れられている証です。
ただしスタッフによって、冷たい水や白湯など好みが分かれていました。
お水の好みはバラバラですが、水を飲む習慣はとても大切です。
まだお水を飲む習慣がない方は、まずは寝る前にコップ1杯の水を飲んでみてはいかがでしょうか?
寝る前の水分補給についてよくある質問
寝る前に水分補給をするメリットについて解説しました。
最後に、実際に水分補給をする際に気になるポイントなどを紹介していきます。
寝る前に水を飲むとダイエット効果があるの?
寝る前に水を飲んでもダイエットに効果はありません。
ただし、寝る前に水を飲むことは健康的な生活習慣につながり、食生活の改善、そして便通の改善に繋がることが期待できます。
健康的な生活を送ることで、適正体重につながるメリットはあります。
これから、最終的にダイエット効果に繋がるケースは考えられますが、寝る前に水を飲んだからダイエット効果があるということにはなりません。
寝る前にお水を飲むとむくみがでるのはどうして?
寝る前にお水を飲むとむくみがでるからと、水分補給を制限されているかもしれませんが逆効果です。
水分補給をして体内の水分量が適正になれば、汗や尿として正常に排出することができるためむくみを解消しやすくなります。
もしも寝る前にお水を飲むとむくみがでると考えている方は、定期的に水分補給ができているかもしくは、慢性的に脱水状態になっていないか確認してみましょう。
寝る前にお水を飲むと太るって本当?
寝るまえにお水を飲むと一時的に体重は増加します。
ただし過剰摂取でもない限り、就寝中に発汗等により摂取した水は排出されるため、太ることは言えません。
もし寝る前にお水を飲んで太ったと考えられる方は、まずはコップ一杯程度の水分補給に減らしてみましょう。
寝る前にお茶はコーヒーはよくないの?
寝る前の水分補給には、お茶やコーヒーは極力控え、お水を飲むようにしましょう。
なぜならお茶やコーヒーには、カフェインが含まれているからです。
- お茶:20mg/100ml
- コーヒー:60mg/100ml
カフェインには、集中力アップや、眠気を覚ますなどの覚醒効果があるため、寝る前にお茶やコーヒーを飲むことで、深い睡眠を妨げる事が考えられます。
その結果、集中力の低下や寝不足などの健康悪化に繋がります。
どうしてもお茶やコーヒーが飲みたい場合は、カフェインの含まれていない麦茶やノンカフェインのコーヒーを飲むようにしましょう。
水の温度はどれくらいがいいですか?
寝る前に飲む水の温度は、常温がおすすめです。
なぜなら常温の水は、体内への吸収が良いだけでなく深部体温を下げる効果があるため、睡眠の質が高まります。
白湯を飲む方法もおすすめです。
常温水を飲むメリットや効果的な飲み方は下記の記事で詳しく解説しています。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
寝る前にコップ一杯のお水を飲むことで、就寝中の水分不足を防ぎ、美容や健康にも間接的に繋がります。
ただし、毎日寝る前にお水を飲む習慣を続けることは簡単ではありません。
ペットボトルを買うのが面倒で水を飲む習慣が続かなかった
水道水や浄水器の水はおいしくないから続かなかった
わざわざ冷蔵庫を開けて水を出すのが面倒
今まで、水を飲むことが大切と認識していても、水を飲むまでが面倒だからと諦めていた方には、ウォーターサーバーの導入がおすすめです。
オーケンウォーターのウォーターサーバーを導入すれば、すぐにコップ一杯のおいしいお水を入れることができ、手軽に水分補給ができます。
今までのようにわざわざペットボトルの水を買わなくても、ペットボトルを冷蔵庫から出すことも不要なので、寝る前のお水を飲む習慣が継続できます。
お水をこまめに飲み、健康的な生活をしたい方はウォーターサーバーの導入を検討してみてはいかがでしょうか?