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「災害に備えて準備しておきたい水の必要量が知りたい」「家族構成ごとに必要な備蓄水の量の目安が知りたい」と防災対策について考えている方は多いのではないでしょうか?
日本は地震や台風、ゲリラ豪雨など、ただでさえ自然災害が多い国です。もしもの場合に備えてお水や食料を準備しておくことは、自分や家族の命を守ることにつながります。
この記事では、災害時に備えた水の必要量と家族構成別の水の備蓄計画をご紹介。また、備蓄水を確保する方法や備蓄水に関する注意点についても解説しています。
備蓄水の必要量や準備する方法を知って、災害に備えたい方は参考にしてみてください。
災害時の備蓄水について考えておくべき理由
日本は自然的・地理的条件から地震や台風、土砂災害、火山噴火などの自然災害の発生が非常に多い国で、世界で発生したマグニチュード6以上の地震の20.8%が日本で発生した地震です。世界0.25%の国土面積しか有していないことを考えれば、極めて高い地震発生率です。
有感地震は平成17年で1,712回、平成16年で2,257回も観測されました。また平成17年は阿蘇山や桜島、三宅島など、5つの活火山において噴火活動も見られています。
地震後の巨大津波や台風による停電・断水・土砂災害などの被害も多くなっています。
このように、自然災害の被害が毎年のように報告される日本においては、自然災害に備えて非常食や飲料水、料理用水、生活用水をあらかじめ準備しておくことが重要なのです。
引用元
内閣府 防災情報のページ|災害を受けやすい日本の国土
災害時の水の必要量は?
災害時の水の必要量はどれくらいでしょうか?飲料水としてだけでなく、料理用水や生活用水も必要となってくるので、思っているよりも多い量の水が必要になってきます。
この章では、災害時に備えた水の量について見ていきましょう。
1人あたり1日に必要な飲料水の量は?
農林水産省が公開しているデータによれば、1人につき1日あたり3Lの水が必要です。「そんなに多いの?!」と驚かれる方もいるかもしれませんが、水は人間の生命線。
水分を5%失うと脱水症状や熱中症などの症状が見られ、10%失うと筋肉がけいれんしはじめ、20%失うと死にいたります。
1日あたりで推奨される水分の摂取量は飲み水で1.2L、食事で1.0Lです。被災中はふだんよりも水分を消費している可能性があるので、3L前後の備蓄水が必要とされています。
引用元
農林水産省|大事な水、どうやって備えますか?
厚生労働省|健康のため水を飲もう」推進運動
飲料水と生活用水は別
1日で1人3Lはあくまでも飲料水と料理用水のために準備しておくべき水の量です。食器洗いや洗濯用の水、シャワー・トイレ用の水は別に確保しておかなければなりません。
1日あたり3Lの水に1L追加して、合計4L前後の備蓄水を用意しておくと安心でしょう。
家族構成別!災害時の水の備蓄計画
災害時に役立つ量の水を備蓄するためには、家族構成に合った水の備蓄計画を考える必要があります。この章では、人数別の水の備蓄量の目安について確認しましょう。
家族の人数に応じた水の備蓄量
家族構成や人数に応じた水の備蓄量は以下の表のとおりです。
人数 | 1日あたりに必要な水の量 | 3日あたりに必要な水の量 |
---|---|---|
1人 独身 | 3L | 9L |
2人 夫婦 | 6L | 18L |
3人 夫婦+子ども1人 | 9L | 27L |
4人 夫婦+子ども2人 | 12L | 36L |
東京都は帰宅困難者対策条例で、企業に対して従業員1人につき1日3リットル×3日分の飲料水の備蓄を求めています。
家庭においては、人数や備蓄する日数によって最適な水の量を決めましょう。
引用元
東京都防災ホームページ|東京都帰宅困難者対策条例の概要
長期化する前提で備えることが大事
防災用の備蓄水には少なくとも3日分の水を用意しておくことがおすすめです。被災してしまうと、すぐに停電や断水が復旧するとは限らず、避難生活を余儀なくされることも。
まずは3日分のお水から備蓄しはじめて、慣れてきたら1週間程度の備蓄水を常備することも検討しておくと、より万全な防災対策を実施できます。
備蓄水を確保する方法
災害に備えた備蓄水を確保する方法には、以下のような方法があります。
- ローリングストック法を活用する
- ペットボトルによるストック
- 近くの給水拠点をチェックしておく
- ウォーターサーバーを利用する
この章では、備蓄水を確保する方法について見ていきましょう。
水の備蓄方法おすすめは「ローリングストック」
災害を想定した備蓄方法のおすすめは「ローリングストック法」です。これは、1ヶ月に1・2度、非常食や備蓄水を飲み食いして、その都度、補給していく備蓄方法です。
この方法なら、賞味期限を切らすことなく、半永久的に水や食べ物を備蓄できます。また定期的に備蓄水や非常食に触れることで、常に防災意識を維持できるのが魅力です。
引用元
内閣府 防災情報のページ|1週間を想定した工夫と備え
ペットボトルによるストック
備蓄水を用意する方法として最も一般的なのがペットボトルウォーターのストックです。
人数が少なく備蓄する水の量が少ないなら500mlのペットボトルウォーターがおすすめ。ローリングストック法で古いペットボトルから少しずつお水を消費できます。
人数が多い場合は2Lのペットボトルウォーターや10L以上の容量を超えることもあるウォーターボトルを備蓄した方が、お水を管理する手間がかかりません。
オーケンウォーターでは12Lの大容量ウォーターボトルを単品でも販売しています。ウォーターボトルを購入する際のポイントは以下の記事を参考にしてみてください。
近くの給水拠点を把握しておく
自宅周辺に給水地点があるならチェックしておきましょう。万が一、被災時に備蓄水が足りなくなっても、給水地点を知っていれば水を補給できる可能性が高いです。
ウォーターサーバーを利用する
ウォーターボトル交換型のウォーターサーバーを利用する方法もあります。このウォーターサーバーはお水が定期配送されてストックしやすいので、備蓄水にもぴったり。
特別に意識せずともローリングストック方式で備蓄水を入れ替えられます。
また災害時に役立つ非常用ポータブルボトルスタンドを購入するのも良いでしょう。
Amazon|ポータブルボトルスタンド商品ページ
楽天市場|ポータブルボトルスタンド商品ページ
災害時は定期配送型のウォーターサーバー
災害時を想定して水を備蓄するなら定期配送型のウォーターサーバーがおすすめです。自分たちでお水を購入しに行かなくても、定期的に水が届くので手軽に水を備蓄できます。
水道直結型のウォーターサーバーは水代を節約できるので普段使いには便利ですが、水道水が断水してしまうと、備蓄水としては使えなくなってしまうのがデメリットです。
定期配送型のウォーターサーバーの選び方については、以下の記事を参考にしましょう。
災害時に備えた備蓄水に関する3つの注意点
防災の観点から備蓄水を準備するにあたっては、チェックするべきいくつかの注意点があります。この章では、これらのポイントについて詳しく見ていきましょう。
賞味期限を確認する
水を備蓄するなら、賞味期限は定期的にチェックする必要があります。市販されているお水の賞味期限は2週間〜数ヶ月、1年と幅広いのが特徴です。数週間〜数ヶ月に1回はストックするお水の賞味期限をチェックして、常に新鮮な水を保管するようにしましょう。
ローリングストック法でストックしていれば、無理なくチェックできますね。
また防災用の飲料水ならば、5〜7年といった長期間での保存が可能です。
定期的にお水の賞味期限をチェックするのが難しいという方は、防災用の飲料水の購入も視野に入れながら、お水を備蓄してみてはいかがでしょうか?
保管場所を分散させる
備蓄用水はいくつかの場所に分散して保存しておくのがおすすめです。そうすれば、どこかの場所が被災してしまっても、別の場所から水を取り出せます。
災害時にはタンスやクローゼットなどの重みのある家具が倒れてきたり、外から土砂が流れ込んできたりと、保管していた水が台無しになってしまうケースも考えられます。
しかし、複数の場所にお水を分散しておくことで、どこかの場所が被災しても別の場所に置いてある水を利用可能。リスク管理の観点からも保管場所の分散は重要だといえます。
ペット用の水も確保する
自宅でペットを飼っている場合は、ペット用にも備蓄水を準備しておきましょう。ただし、ペットによっては、ミネラルウォーターが不向きな場合もあります。ペットショップなどで「ペット用」と記載のある水などを購入して備蓄しておくと安心です。
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キャンペーンに参加するにあたっての注意点は、以下のようにまとめられます。
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- 特典商品の発送前のタイミングで解約すると無効になる
- 「キャンペーン特典申請書」を3ヶ月以内に返送しないと特典の権利は失効する
- 特典の内容は予告なく変更される可能性がある
- 応募に関して不正な行為があった場合、権利が無効になる
これらの注意点をよく確認して、お得な特典を忘れずにもらうようにしましょう。
ウォーターサーバーの利用者からは以下のような喜びの声が届いています。
手軽に備蓄水を確保する手段として、ウォーターサーバーの利用がおすすめです。
災害時の水の備蓄・必要量に関してよくある3つの質問
災害時の水の備蓄・必要量に関しては、以下のような質問がよく見られます。
- 災害時に水を使わないようにする工夫って?
- 3日分の被災を想定した水の量は?
- 保存水は500mlと2L、どちらを買うべき?
この章では、これらのよくある質問とその答えについて確認しましょう。
Q1.災害時に水を使わないようにする工夫って?
実際に被災した際は、できる限り水を節約することが大切です。食事の際はサランラップに食べ物をおいて洗い物をしなくても良いように工夫し、洗顔や入浴はウェットティッシュやタオル、ドライシャンプーなどを使うようにするのがおすすめですよ。
水要らずの簡易トイレを家のどこかに常備しておくのもおすすめです。
Q2.3日分の被災を想定した水の量は?
3日で1人9Lが飲料水と調理用水として使う備蓄水の目安です。生活用水も含めるなら、3日で12L前後の水をストックしておくと安心でしょう。
Q3.保存水は500mlと2L、どちらを買うべき?
人数が少ないなら500ml水をいくつかストックしておくのがおすすめですが、大人数なら2L以上の容量の水を保存しておくと、利便性や入れ替えの手間をへらせます。
災害時に必要な水を準備して、防災対策を万全にしよう!
この記事では、災害時に求められる水の必要量の目安や家族構成別の備蓄計画、備蓄水を確保する3つの方法、備蓄水に関する3つの注意点についてご紹介しました。
防災用に備蓄水を準備するなら、1日で1人3L、3日で9Lを用意しましょう。生活用水の利用も想定するなら、1日あたりプラス1Lと考えておくのがおすすめです。
備蓄水を確保する手段には、ペットボトルの水をストックする方法や、ウォーターボトル交換型のウォーターサーバーを利用して備蓄用水を確保する方法などがあります。
おすすめの方法はローリングストック法です。定期的に水を飲んで補給していくことで、保存していたお水が賞味期限切れになってしまうリスクを無理せずへらせます。
備蓄水を保存する際は、賞味期限のチェックや保管場所の分散、お家にペットがいる場合はペット用の水の確保も考えておくことが大切です。
災害時に備えた水の必要量をチェックして、防災対策を万全にしておきましょう。
【ご契約の流れ】
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