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ウォーターサーバーの設置を検討している、もしくはすでに設置している家庭や企業の中には、下記のような悩みを抱えている方もいるのではないでしょうか?
- 「節電や事故防止のためにウォーターサーバーの電源を切っても大丈夫?」
- 「電源をオフにするべきシチュエーションってどんな時だろう?」
- 「本体の電源とコンセントの位置はどの距離感が理想なの?」
- 「使用する電源コードの長さやアース線使用の可否は?」
ウォーターサーバーの設置前・設置後には、電源をオフにするべきタイミングや電源コードの長さ・種類など、決断に迷ってしまうポイントは多いでしょう。
この記事では、ウォーターサーバーで悩みがちな電源オフ、コンセントを抜いてはいけない理由、例外的に電源をオフにするべきタイミングについて解説します。
また、電源コードにまつわる注意点やよくある質問とその答えについても紹介しているので、ウォーターサーバーの電源に関する問題を解決したい方は参考にしてみてください。
ウォーターサーバーの電源の役割
ウォーターサーバーの中には、電源を入れなくても給水できるモデルがあります。常温の水だけを利用するのであれば、電気代を節約するためにコンセントを抜いたまま使うことを考える人がいるかもしれません。
しかし、ウォーターサーバーの電源には、お水をおいしく安全に飲むための重要な役割があるのです。電源を切ったまま使用を続けると、お水の衛生状態が悪化し、健康に悪い影響を与えるおそれがあります。
そのため、ウォーターサーバーは電源を入れたまま使うのが原則です。電気代はかかりますが、安全においしい水を飲むためには必要な費用と考えましょう。
水の温度を一定に管理する
ウォーターサーバーの電源の役割で、最も重要なのがお水の温度管理です。ウォーターサーバーの電源を入れておけば、冷水と温水をそれぞれ適温に保ちます。そのため、いつでも飲みたい時に最適な温度のお水を飲めます。
ボトルが空になっている状態でウォーターサーバーの電源を入れていると、空焚きが心配になるかもしれません。しかし、ウォーターサーバーの中には水を溜めておくタンクが内蔵されているため、ボトル内のお水が空になっても空焚きが起きにくくなっています。ボトルが空になったからといって電源を切る必要がありません。
ただし、タンク内のお水は補充されないと少しずつ蒸発してしまいます。ウォーターサーバーの電源を入れたまま数カ月間使用しない状態が続くと、タンクのお水が空になり空焚きが起きる可能性があります。
詳細は後述しますが、使用しない期間が長い場合はコンセントを抜いた方がいい場合もあります。
雑菌の繁殖を防ぐ
ウォーターサーバーの中には、清潔な状態を保つための機能を搭載しているモデルがあります。仕組みはメーカーによって異なりますが、代表的なのが自動クリーン機能です。
自動クリーン機能とは、ウォーターサーバーの内部に温水を循環させることで水の滞留を防ぎ、雑菌の繁殖を抑える機能です。この機能により、お水の鮮度が保たれています。
また、ウォーターサーバーには、この他にもお水を清潔に保つための機能が搭載されていますが、そのほとんどは電源を必要としてます。そのため、ウォーターサーバーのお水を安全に飲むためには、電源を入れておくことが重要なのです。
ウォーターサーバーの電源オフやコンセントを抜くのはNG
ウォーターサーバーの電源オフやコンセントを抜くのは、基本的にNGです。主な理由としては、ウォーターサーバーのクリーン機能や保冷・保温機能が動作せずに、衛生環境を保つことが難しくなったり、消費電力が増えてしまったりすることなどが挙げられます。
ここでは、これらの具体的な理由について詳しく見ていきましょう。
自動クリーン機能が動作しなくなる
自動クリーン機能は、ウォーターサーバーの電源が入っている状態でのみ作動します。電源を切ると自動クリーン機能が働かなくなり、雑菌が繁殖しやすい環境になってしまうのです。
また、ウォーターサーバーの電源をオフにすると、自動クリーン機能のタイマーがリセットされ、周期が変わってしまう点にも注意したいところです。
オーケンウォーターでは、独自のWクリーン機能を搭載しているウォーターサーバーを提供しています。雑菌の侵入を防ぐ「クリーンケア機能」と熱水を循環させて殺菌する「クリーンサイクル機能」のダブルのクリーン機能で、水を清潔な状態に保ちます。
ただし、いくら高性能なクリーン機能が搭載されていても、電力がないと停止してしまうので、ウォーターサーバーのコンセントは抜かないようにしましょう。
ウォーターサーバーの水が常温になって不衛生に
ウォーターサーバーの電源をオフにしたり、コンセントを抜いたりすると、ウォーターサーバー内の水の温度が常温になってしまいます。常温の水は温水や冷水よりも雑菌が繁殖しやすくなるのです。そのため、衛生面を重視するなら、ウォーターサーバーの電源はそのままにしておきましょう。
消費電力がかえって多くなってしまう
電気代節約のためにウォーターサーバーの電源をこまめに切ったり入れたりすると消費電力が増えてしまうケースがあるため注意が必要です。
ウォーターサーバーの電源を切ると、温水や冷水は温度が維持できずに常温に戻ってしまいます。冷水・温水を作るには、タイマーやクリーン機能を再起動させる必要があるので、かえって電力を多く消費してしまうのです。
お出かけの際にコンセントを抜いて、消費電力を節約すべきか悩んでいる方もいると思いますが、頻繁に電源をオフにするとそれだけで電気料金が高くなってしまうこともあるのです。
ウォーターサーバーは、冷蔵庫や電気ポッドなどと同様に、基本的に電源はそのままにしておくべき家電だと思っておいて間違いはないでしょう。
電源オフ·コンセントを抜いた方が良い場合もある
ウォーターサーバーの電源はオフにしないのが基本ですが、例外的に電源をオフにした方がいいケースもあります。具体的には、長期間家を留守にするケースや災害時に火災・漏電などの被害を避けるために、コンセントを抜くケースなどが挙げられます。
この章では、これらの例外的なケースについて確認していきましょう。
長期間家を不在にする場合
ウォーターサーバーの電源をオフにすべきケースとして挙げられるのは、長期間に渡って家を不在にするケースです。ウォーターサーバーの水は、長期間放置すると雑菌が繁殖して水質の劣化が進みます。このような状態の水をそのまま飲用すると、体調を崩す原因になります。ウォーターサーバーの水の消費期限として推奨されている2週間を一つの目安として、電源オフにすべきかどうか判断しましょう。
また、長期間利用しないと、タンクの中のお水がなくなって空焚きが発生するリスクがあります。空焚きが起こるとヒーターが焼け付き、故障の原因になるので電源を切っておいた方が安全です。
ただし、ウォーターサーバーの電源を切ったほうがいい期間は、メーカーによって異なります。説明書の指示に従うか、契約しているウォーターサーバーの業者に連絡するなどして判断してみましょう。
ちなみに、ある程度の期間電源をオフにした状態からウォーターサーバーを再起動する際には、以下のポイントを入念にお手入れすることをおすすめします。
ウォーターサーバーの本体部分や蛇口やタンク、水を受け皿などのパーツごとのセルフメンテナンスは、アルコール除菌剤と雑巾で行うようにしましょう。コンセント部分に関しては、掃除機などでホコリを吸引したあと、水を含んだ布巾などで優しく拭き取ります。
ウォーターサーバーの定期的なセルフメンテナンスを心がけ、衛生環境を保ち、安心・安全で美味しいミネラルウォーターを飲みましょう。
停電に遭った場合
家が停電に遭った場合はコンセントを抜いておかないと、停電から電気が復旧した際に過剰な電流が流れ、ウォーターサーバーが故障してしまう原因になります。場合によっては、過剰な電流のせいでブレーカーが落ちてしまうケースも。
このポイントは、ウォーターサーバーだけでなく、その他の家電製品にも共通する注意事項なので「停電時には家電のコンセントを抜くべき」と覚えておきましょう。
災害に遭った場合
停電時だけでなく、地震や津波、台風などの災害に遭った場合にも、火災や漏電などの2次災害を防ぐためにコンセントを抜いておくべきです。自宅にいる時だけでなく、避難所へ避難する際にも、忘れずにコンセントを抜くように気をつけましょう。
ちなみに、オーケンウォーターの「スタイリッシュサーバー」と「スマートサーバープラス」は、災害時に電気が使用できない時でも備蓄水として利用できるのが魅力です。
停電時や災害時に備蓄水としても有効活用できるウォーターサーバーの選び方については、下記の記事も参考にしてみてくださいね。
数日程度ならそのまま使える
ウォーターサーバーの電源を切っていた時間が数日程度であれば、そのまま電源を入れるだけで問題ありません。ただし、短時間であっても電源が切れると、ウォーターサーバー内の水が滞留するため雑菌が繁殖しやすくなります。
特に給水口付近など、外気に触れる場所は雑菌が繁殖しやすくなるため、内部に残っているお水をコップ2~3杯ほどだしてから使用しましょう。自動クリーン機能を搭載しているモデルであれば、作動してから利用すると安心です。
ウォーターサーバーの設置時は本体電源の配置に注意!
ウォーターサーバーの設置後に、機械がうまく作動しないということがないように、本体の電源とコンセントの位置関係を確認しておくことが大切です。
というのも、本体コードの長さは、約1.5m〜2mのものが一般的。ウォーターサーバーを設置したのはいいものの、コンセントに届かないといったケースも想定できます。
ウォーターサーバーを選ぶ際は、本体の電源の位置とコードの長さを考慮して、間違いなくコードが届く配置を考えておくのがおすすめです。
延長コードを使用するのはおすすめできない
ウォーターサーバーのコードの長さが足りないからといって、延長コードを利用するのは危険です。小さい子供がいる家庭では、延長コードにつまづいてしまい、ウォーターサーバーの本体やボトルが倒れてくるリスクがないとは言い切れません。
また、2つ以上の差し込み口がついている延長コードを利用する場合、空いている差し込み口に水がかかると感電・漏電などのリスクも考えられるでしょう。
延長コードは怪我や事故のリスクが高いので、あくまでも本体の電源プラグが問題なくコンセントに接続できる設置場所を考えておくのがおすすめです。
オーケンウォーターのウォーターサーバーで、コンセントを抜かずにおいしいお水を飲もう!
オーケンウォーターのウォーターサーバーは、電源を入れっぱなしでも、安心・安全・経済的に使用できる機能を搭載しています。小さなお子様やペットがいる家庭でも快適なウォーターサーバーライフを楽しめますので、ぜひご活用ください。
オーケンウォーターは消費電力が低く安心して使える
オーケンウォーターのウォーターサーバーは、消費電力が低く設計されているのが特徴です。そのため、電源を入れっぱなしにしていても経済的に利用できます。
たとえば、最新機種のスマートプラスでは、エコモード機能を搭載しており、消費電力を最大60%カットできます。エコモード機能は、ECOボタンを押すことで温水タンクを6時間休止状態にした後、自動的に再加熱を行う機能です。温水タンクは保温性が高いため、常温から加熱する時よりも電力を消費しません。
オーケンウォーターのスマートプラスなら、電源を入れたままでも1ヶ月あたりの電気代を474円程度まで節約可能です。
チャイルドロック搭載でお子様がいても安心
ちいさなお子様がいる家庭でウォーターサーバーを利用する際、心配なのが温水による火傷です。そのため、使用しないときは電源を切っておきたいと考えることがあるでしょう。
しかし、オーケンウォーターのウォーターサーバーには、お子様やペットがいるご家庭でも安全に使っていただけるよう、チャイルドロック機能が搭載されています。この機能には、「常時ロック」、「常時フリー」、「ボタンを押したときのみ作動」の3つのモードがあり、状況に応じた使い分けが可能です。
チャイルドロック機能を活用すれば、お子様が触っても給水されることがないため、電源を入れたままでも安心して利用できます。
本体を定期的に交換できるので長く使える
オーケンウォーターのウォーターサーバーは、規定利用期間満了後であれば、お客様のご都合で無料にて交換できます。また、規定利用期間満了前でも、5,500円で本体の交換が可能です。別途安心サポート(330円/月)に加入すると、1年に1度、無料で本体を交換できます。
オーケンウォーターでは、お客様のニーズに合わせて柔軟に本体の交換ができるシステムを整えています。定期的に新しい本体に交換することで、常に清潔で衛生的なウォーターサーバーが利用できます。
※税込み
ウォーターサーバーの電源に関してよくある3つの質問
ウォーターサーバーの電源に関しては、子どもの火傷の心配や設置場所、防水機能を備えたケーブルが必要かどうかなど、よくある質問が3つ挙げられます。それぞれの質問とそれに対する答えを知って、心配事なくウォーターサーバーを設置しましょう。
子どもがいたずらしてお湯で火傷しない?
ウォーターサーバーの中には、チャイルドロック機能が搭載されているウォーターサーバーもあります。使用していない時に専用のロックをかけておくことで、子どもやペットが誤って火傷するのを防げるので、子どもがウォーターサーバーの近くにいる時間帯に、心配になって電源をオフにしようかと迷ってしまう必要はありません。
オーケンウォーターのウォーターサーバーは、「常時ロック」・「常時フリー」・「ボタンを押したときのみ作動」の3つのモード切り替えが可能です。常時ロックをかけることで、子どもやペットが火傷してしまうリスクはへるでしょう。
ウォーターサーバーの設置場所はどこがいい?
ウォーターサーバーの設置場所には、本体の電源とコンセントとの距離が近く、床が水平で安定している場所を選ぶのがおすすめです。湿気が多く不衛生な場所や直射日光があたる場所、熱源に近い場所、不安定な場所などは設置場所に選ばないようにしましょう。
ウォーターサーバーにアース線は必要?
ウォーターサーバーの電源コードには、アース線(大地を通すことで放電させる)を活用するのがおすすめです。水がかかってしまうことも十分にあるウォーターサーバー付近では、漏電による人的災害や強力な電磁波にさらされることによる健康被害のリスクも。
このように、アース線を活用すれば、ウォーターサーバーの漏電や健康被害のリスクをへらせるので、ウォーターサーバーの安全性を高めたいと考えている方にぴったりです。
まとめ
ウォーターサーバーの電源をオフにしたり、コンセントを抜いたりすることは、衛生面や消費電力が増えてしまうという理由で基本的にNGです。ただし、2週間以上の期間に渡って家を空ける場合や停電時、災害時はコンセントを抜いておくことが推奨されます。
また、ウォーターサーバーを設置する際には、本体の電源の位置と電源コードの長さを確認して、設置するにあたっての問題がないかどうかをチェックするのがマスト。
怪我や事故の原因になるので延長コードは使わずに、事故発生を防止する役割のあるアース線なども有効活用したいところです。
必要な場合以外には電源をオフにしたり、コンセントを抜いたりせずに、衛生的で美味しいウォーターサーバーの水を、日々の暮らしの中に取り入れてみてはいかがでしょうか?